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2012年02月17日

塩の道&瓦の塔

東村山ふるさと歴史館では
他にないものがいろいろありました。





”塩の道”の説明パネルには
ひきつけられるものがありました。
利根川や荒川に沿って、塩の道があったのでしょうか?
お隣の清瀬に行ったときに「野塩」という地名があり
ここからは塩が保存されているのが見つかったとか。

人は水と塩があれば、結構生き延びられます。点滴と同じようなものだわ。

宮本常一先生の著に”塩の道”があるのを知りました。
塩の通る道は、未来に通じる。
日本中にあったものだそうです。
川の上流からいかだを流し
浜で海水を焼いて塩を取って持ち帰った、そんな時代もあるのだとか。
物々交換や貨幣経済が発達する前のことです。






昭和9年に、多摩湖町4-19で発見された
瓦塔も興味深かったです。
私は五重塔って、上に登って見渡せるものとばかり思っていたら
はしごも階段もなく
下に経典が安置されているだけ。

こちらに復元された塔の中にも
経典が入っていました。
奈良時代に仏教が広まっていたころのものとか。
国分寺の五重塔とはまた違う、ごっつい感じのものでした。  

  • Posted by たまのり at 04:39Comments(0)おでかけ