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Posted by たまりば運営事務局 at

2010年12月10日

年貢のおさめ方

羽村郷土博物館の館長さんからは
新しい知識をたくさん教えてもらいました。
まだまだこれから続きますが
ここでお礼申し上げます。





羽村地区の一部をのぞいて畑作だった羽村市。
地質が今一つで、生産性の低い農家が大半。

今まで、お米を作り、4~6割年貢になった話しか聞いていないので
畑作の場合はどうするのか?
お金に変えて、年貢を納めるんだそうです。(金納)
小麦やそばは売って年貢・肥料代になった。


そこで、思い出したのが
江戸時代のころは、酒屋と大倉が儲けていたということ。
野菜を買いあげる人と、肥料や農器具を売る人が同じだと
2倍のもうけがあります。
農民は、売るほうは渋られて、買う方は高く売られて。

そんなことから、一揆の発生につながった。

畑作だけでなく、男性は雑用周り、馬での荷運び
女性は養蚕。農作業の合間に行うそれらの仕事も
生活の糧だったんだ。
  

  • Posted by たまのり at 06:01Comments(0)なるほど

    2010年12月09日

    まんじゅうの中身は?

    羽村駅から取水口の堰に向かう途中に
    ”梅月”というお店がありました。




    玉川兄弟にちなむ
    “兄弟まんじゅう”



    白いほうは粒あん
    茶マンのほうはこしあん。
    どちらも栗が入っています。
    真空パックから開けてくださって
    おまけに消費税はおまけしてくれました。




    まんじゅう、怖い!
    ウソ!まんじゅう大好き!  

  • Posted by たまのり at 16:30Comments(0)今日のおやつ

    2010年12月08日

    オープンガーデンはむら

    オーナーさん[庭園主]のご好意によって
    一般の人にもお庭を披露してくださる。
    羽村駅から観光地を巡り、四季の花々を見て、、、、
    そんな、取り組みが羽村でされています。


    “オープンガーデンはむら”は18か所。
    其の5か所を回りました。
    石川さん宅 羽東1-16-12

    はボタンがいっぱい咲いています。本当は予約が必要だったのに
    いいよいいよ、と案内してくださいました。
    「ほらそこのよこみて!」
    皇帝ダリアがそびえていました。




    【これは今年できた、ももか】
    丹念に咲かせています。パンジーが笑っているよう。  

  • Posted by たまのり at 08:21Comments(0)きれいだ~~~~!

    2010年12月07日

    日本最古の板碑だったのかも

    板碑って
    2・3年前に初めて知りました。
    阿弥陀信仰の表れ。
    13~17世紀に、領地を与えられた領主階層の武士たちが
    追善供養に作った物ですが
    段々小さい物もつくられて
    農民たちが共同でもつようにもなりました。




    羽村郷土博物館の館長さんから
    ”逆修供養”という言葉を教えていただき
    小作駅の西側にある宝篋印塔は
    見ごたえがありますよョのことでした。




    先日のまいまいず井戸から1206年の板碑が出たというかきつけがあり
    それが現存していれば、日本最古?
      

  • Posted by たまのり at 07:19Comments(0)なるほど

    2010年12月06日

    羽村駅前に

    府中市郷土の森博物館にも復原されたまいまいず井戸がありますが
    羽村駅東側、五ノ神社敷地にあるこの井戸は

    本物。




    中世に、鋳物師(いもじ)の集団が
    ここに集落を作っていたんだそうです。

    はけの上で、水が手に入りにくく
    すり鉢状に井戸を掘っていった。




    雑木林からの木で炭を作り
    鍋・釜・すきを作って売り、梵鐘・鰐口を作っていたんだ。
    塩船観音にこの梵鐘が残っているようですが。


      

  • Posted by たまのり at 06:47Comments(0)みつけたよ~~~!

    2010年12月05日

    杣保(そまのほ)





    羽村と青梅と奥多摩を合わせて
    中世のころは
    杣保(そまのほ)と言われていたんですって。
    山に木を植えるとかいて杣。
    木を育てている山と、きこりの意味もありました。


    杣保の地を鎌倉幕府から受領したのが三田氏。
    勝沼城を居城にして260年近くにわたって、
    この一帯を支配したんだそうです。

    三田氏一族の長淵郷からの開拓を受けて
    小作地区や一峰院周辺、五ノ神に集落が作られてきて。


    阿蘇神社の棟札に
    三田氏が武州杣保長淵郷羽村安所(あそ)を
    建てたというのが見つかっているそうです。

    羽村って、
    どんなことから出てきた土地の名前なのかなー
    と思っていました。
    羽衣伝説はないようですが。

    村というのは、新開の地。
    羽(は)は、端という説もあるのだそうです。
    長淵郷の東端。
    これには異論があって、はっきりしたことはわからないようです。

    ぐるぐる、かたつむりのように円弧を描きながら掘り進めた
    ”まいまいず井戸“
    羽村駅のすぐ近くに現存します。(つづく)  

  • Posted by たまのり at 06:44Comments(0)なるほど

    2010年12月04日

    大根蕪きゅうりのパスタ!!

    羽村東口、羽村クレープのお店を左に曲がるとすぐにあった”クレッシェレ”
    4年前にオープンされたそうですよ。
    すごく落ちついた感じのイタリアン食堂。





    毎第2土曜日はケーキバイキング
    月曜日はハッピーレディースデイ
    木曜日はハッピーメンズディ、、、
    詳しくは、クレッシェレのHPご覧くださいね。

    羽村・有機研究会 中野農園の野菜を使用したパスタをいただきました。
    うふ、小平では何も食べられなかったから、久しぶりのランチ。




    サラダのドレッシングがあまりにおいしくって
    1本作ってもらってお土産にしました。
    和風なのにイタリアンの味付け????

    「サービスです、どうぞ召し上がれ」 
    私って、どこにいってもサービスされちゃう方。
    ありがたく頂きました。
    さまざまな野菜がブイヨンで煮られたアッサリ塩味。
    野菜の味がよくわかる。


    さてさて、パスタ到着。
    るんんるんん るんるん
    赤蕪と、大根、いんげん、トマトと一緒に、キュウリが入ったパスタでした!
    これは初めての遭遇。
    【先ほどのスープは、この大根などを煮たものだったんだ】




    美味しい!

    食後の紅茶が、香り高く
    大きなカップにたっぷり目だったので
    ミルクティにしていただきました。


    サー、また羽村巡り頑張るわー  

  • Posted by たまのり at 06:34Comments(0)美味しいランチ

    2010年12月03日

    弥生時代

    縄文時代の次は弥生時代が展開してくるとずっと思ってきました。

    それが、立川でも福生でも小平でも、ここ羽村でも
    弥生時代はなかった?

    【弥生時代は、米作りの文化です。
     多摩川が流れているだけでは
     稲作はできなかったのです】


    治水工事や灌漑の技術が未発達だったので
    河岸段丘の段々畑のようなところでは
    水田を作るスペースがなかった。




    大きな多摩川が流れていても
    一つ一つの田んぼに水が回らないと米は育たないというわけです。
    そうだったんだ。

    古墳時代の終わりごろの遺跡が展示されていました。
    土師器(はじき)
    素焼の土器です。
    おまじないや、死者の霊を守った埴輪も
    一種の土師器と言われているんだそうです。




    雑木林が多く、畑作をしていた羽村は
    中世ではどんな町だったのでしょうか?(つづく)  

  • Posted by たまのり at 07:09Comments(0)おでかけ

    2010年12月02日

    一番汲み

    多摩川からの崖線を登る手前に
    北浦酒店がありました。




    【あのー、羽村のお酒ってありますか?】

    残念ながら、羽村には地酒を造るところがなく
    青梅とお隣の福生の2か所の酒造所。




    そうなんだ、造り酒屋って各市に必ずあるわけではないんだ。




    いち押しのお酒を教えてもらいました。
    何となく名前で選びましたが、、、

    一番汲みーしぼりたて



      

  • Posted by たまのり at 08:02Comments(0)おいしいもの

    2010年12月01日

    ランタン

    縄文時代になって、土器が作られるようになると
    煮たきができるので
    食べられる食材・献立が増えて来ました。

    羽村の縄文時代中期の遺跡は4か所で発見されています。
    いずれも多摩川に並行した河岸段丘の縁辺。


    はけから出てくる湧水と
    多摩川の恵みと、背後に続く雑木林。
    この雑木林も、武蔵野台地では落葉樹林も多く
    お米はなかったものの
    木の実などでおなかを満たす工夫がされていたのでしょうか?

    馬蹄型に並ぶ村の模型。すごく丁寧に作られているんです。
    このストーンサークルなんかも。




    その右側に、釣り手土器が展示されていました。
    火を入れた物、、、と館長さんがいわれたので
    ランタンかなと思いましたら
    【ただのランタンに、こんな風に装飾は入れないでしょう】と。
    そうだよなー、おまじないというか祭祀用に作られた貴重なものだったんだろうなー。

    実は、羽村にもこの後の弥生時代の遺構は見つかっていないのでした。
    「なぜ多摩川上流・中流には弥生時代が栄えなかったのでしょうか?」
    あーわからないわー(続く)
      

  • Posted by たまのり at 09:05Comments(0)なるほど