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2018年11月22日

ガスミュージアムは、無料でたくさん学べるところ!

ミュージアムをめぐるスタンプラリーが3年ほど前にあったのですが、ガスミュージアムには行くことができませんでした。地元の方から「とにかく行くだけで何かが得られるところよ。絶対、おすすめ!」といわれて、遠出して見てきました。



新青梅街道と新小金井街道の交差する地点に行くと、素晴らしい赤レンガの建物があり、わくわく感が増します。




東京ガスの社屋を移設復元した建物は、「ガス灯館」「くらし館」の2カ所に分けて展示見学できます。

東京ガスの事業と歴史・くらしとガスのかかわりを紹介するミュージアム。
ガスは、”灯”として発達してきたものだそうです。ろうそくの光に比べたら、はるかに明るい!このガス灯の点灯実演は1日6回行われます。(HP参照)https://www.gasmuseum.jp/




右側の花形のものは、ネオンサインとして使われたもの。実際に、呉服屋さんで看板をこのガス灯で照らしていた絵があり、文明開化に酔いしれるムード満点でした。
鎖国をしていたから、ヨーロッパなどには100年以上も遅れたといわれます。島国日本だけの文化ができていました。開国で一気に新しいものに触れ、それを吸収しようというエネルギーに燃えたことは、日本の進歩に大きく役立ったのではないでしょうか。

また「くらし館」では、どんなふうに家庭にガス器具が入ってきたか、実物で見ることができます。私が印象的だったのは「食パン焼き器」




すごい!4枚も焼けるものだったのですね。
新しい文化になじもうと、さまざまな器具が発明されています。

建物から出たところは「ガスライトガーデン」
17基のガス灯が明るく照らしています。私が訪問した時は、矢印のガス灯は消えていました。台風24号で被害を受けたものだそうです。




この周りでは、イベントやワークショップが行われ、音楽も提供されます。
小学生の社会科見学には、最適の場所ですね。
もちろん大人の社会科見学にも、役立つ場所でした。

入場料無料、予約もできます。

ガスミュージアム
小平市大沼町4-31-25
042-342-1715
10:00~17:00(入館は16時まで)
月曜休館(祝日振り替え。休日の場合は翌日休館)
  

  • Posted by たまのり at 03:31Comments(0)おでかけ