2018年02月20日
黒曜石を手に!
6年ほど前に一度行ったことがあり、旧石器時代の”落とし穴”で狩りをしているリアルな模型にひかれてまた出かけてきました。平成29年度文化財特別展「鈴木遺跡出土の黒曜石と礫群」の展示中でした。(平成30年3月18日まで)

新小金井街道を挟んだ向こうには、鈴木小学校が見えます。このあたり一帯からは、おびただしい黒曜石が発見され、現在学芸大学とタイアップし、蛍光X線などで、いつの時代の、どこの産地なのか特定しているところです。
私は、いろいろな博物館や郷土館などをめぐっていますが、黒曜石を手にしたのは初めて!

火山のマグマが急激に冷えるとできる天然のガラスが黒曜石。私が手にさせていただいたのは、北海道産で、焦げ茶色をしていました。意外と軽いものです。でも、当時としては最も鋭利な石器。
地層ごとに分類されていて、東京都では府中武蔵台遺跡とともに、37000年前のものが出土しています。

もう一つは、200基を超える”礫群”の跡。ゴロンとした石を火で温めて、バーベキューにしたり、蒸し焼きにしたものと考えられています。旧石器時代は、定住はしないものの、生肉を調理して食べていたんだなーと、感慨深く見てきました。
今現在も、住宅を建てる前に鈴木遺跡周辺は発掘作業が行われています。
鈴木遺跡資料館
小平市鈴木町1-487-1
042-346-9501
開館日水・土・日
10:00~16:00
新小金井街道を挟んだ向こうには、鈴木小学校が見えます。このあたり一帯からは、おびただしい黒曜石が発見され、現在学芸大学とタイアップし、蛍光X線などで、いつの時代の、どこの産地なのか特定しているところです。
私は、いろいろな博物館や郷土館などをめぐっていますが、黒曜石を手にしたのは初めて!
火山のマグマが急激に冷えるとできる天然のガラスが黒曜石。私が手にさせていただいたのは、北海道産で、焦げ茶色をしていました。意外と軽いものです。でも、当時としては最も鋭利な石器。
地層ごとに分類されていて、東京都では府中武蔵台遺跡とともに、37000年前のものが出土しています。
もう一つは、200基を超える”礫群”の跡。ゴロンとした石を火で温めて、バーベキューにしたり、蒸し焼きにしたものと考えられています。旧石器時代は、定住はしないものの、生肉を調理して食べていたんだなーと、感慨深く見てきました。
今現在も、住宅を建てる前に鈴木遺跡周辺は発掘作業が行われています。
鈴木遺跡資料館
小平市鈴木町1-487-1
042-346-9501
開館日水・土・日
10:00~16:00
Posted by たまのり at 13:31│Comments(0)
│おでかけ
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。