旅まくらって?

たまのり

2018年01月30日 16:51

府中郷土の森博物館は、15分くらいで行けるので、よく出かけています。府中には、美術館はあっても、植物園がないので、季節の花を捜しに行く目的もあります。あとは、プラネタリウムですね。リクライニングシートに座って、天空に映し出されたのを見て、いろいろなストーリーが展開されます。




天球儀はどうにもわからない。でも見慣れている子供さんもいて「あっ、あれは○○星だ!」なんて。わかったら、夜空を見上げるのも楽しくなるでしょうね。

博物館本館には、府中の歴史についての常設コーナーがあります。35000年前の、黒曜石。ネットも新幹線もなくても、物々交換というか、貴重な品物は流通していたんですよね。

甲州街道からも見える、武蔵熊野神社古墳。中から出土した七曜紋の鞘尻は、どんな人がこれを持っていたのだろうか?と、想像されます。




平安時代の緑釉の食器を見て、風呂吹き大根を装ったら美味しそうだな~なんて。



府中宿の宿場ストーリーのコーナーでは、”旅枕”が展示されています。携帯用の枕の中には、なんとたくさんのものが入っていることか!

そろばん・硯筆・ローソク・クスリ・ハリ糸・鏡・発火用具・財布・アクセサリーetc.




手先の器用な日本人だからこそ、考え出したものでしょうね。ちなみに、両口屋是清商店の、あの細長いお菓子は、旅枕をイメージしたものでした。



府中市郷土の森博物館
府中市南町6-32
042-368-7921
9:00~17:00(入場は16時まで)
月曜日休み(祝日の場合は翌日休み)

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