多摩川にアユが帰ってきた

たまのり

2013年08月06日 06:10

府中市郷土の森博物館は、府中の南側多摩川すぐ近くにあり
大好きな場所でほぼ毎月でかけています。

夏休みの今
特別展では「多摩川にアユがかえってきた」
9月1日(日)まで展示されています。



かつては、多摩川と言えば鮎。
江戸時代は、御用鮎として、将軍にも献上したものだったのですね。

それが、ダムの建設、玉川上水などで水の流れが変わり
生活用水の下水が流され
多摩川の中流などは、水が減ってあぶくが出ていたんですって?

多摩川をきれいに。
浄水場がたくさんできて
魚たちが遡上しやすように、魚道もでき。
数年前から、きれいな川になってきました。



アユを今年は300万匹以上観察されているんですって。

アユって、塩焼きして食べるけど
1年で一生を終える魚だったんですね。



上流で産卵すると命が終わる。
卵や仔魚は東京湾近くの河口に流され
そこで成長。
4~5センチくらいになると、櫛のような歯ができるんですって。
”はみ跡”も展示されていましたよ。

そしてその時期が来ると、また鮎たちは産卵のために多摩川を登り始めます。




戻りアユ~博物館の方々が
丹念に飼育しています。
この多摩川に住む魚たちが見られる企画。
こどももそうだけど、大人の方が興味深く見ていました!


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