月のうさぎ
街道沿いに、ずらっと書き初めが飾ってありました。
街灯のてっぺん近くなので
風に吹かれています。
たましん様の前にある”月のうさぎ”にくぎ付け。
ちょうど作品作りで童話シリーズパートⅢを始めたところで
”月のうさぎ”を作ったばっかりでした。
15夜にはお客さまにごちそうを差し上げるのだそうです。
おともだちのカワウソもさるもみんな、
お魚だのマンゴーなどの準備ができました。
うさぎは草食なので草しかありません、
15夜の日森に歩き疲れた旅人が入ってきました。
みんなはこれを食べてください、ゆっくりお休みくださいと
おもてなしをしました。
うさぎは
うさぎは
うさぎは
焚火の中に入っていき
「私があげられるのはこの体だけ。私が焼けたら召し上がってください」
でも焚火の炎は冷たく
いつまでも焼けませんでした。
インドラというインドの神様がそれを見ていて
月にうさぎの絵を書いて
みんながいつでも見れるようにしました。
そんな絵本です。
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