美人画
中里介山という名前も、大菩薩峠という小説も
名前を聞いたことがある程度でした。
羽村市郷土博物館の中里介山コーナーで
ビデオを見て、彼の人生、人となりに触れることができました。
羽村の堰近くで生まれたのが明治18年。
国土を広げようと、世界に目が向いている時です。
大菩薩峠は、ただのチャンバラではなかった。
彼のキリスト教精神・社会主義思想が織り込まれたものだったんですね。
大正2年から、第2次世界大戦のはじまる年まで連載されました。
それを支えたのが、多くの挿絵画家。
岸田劉生、伊東深水ほかの名だたる画家たちが
この連載小説に花を添えました。
ぺロー のシンデレラも、最初は教訓の話だったのだそうですが
(おんなのこはつつましくあらねば、、、、とか)
こちらも挿絵画家がいろいろな夢のある絵を書き添えて
今でも読まれています。
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