福生の福庵

たまのり

2010年10月15日 12:15

ベーコンを手に入れたドイツ風の建物から
いきなり純和風の建物に、入りました。




福生市が、“美”の形成に大きな役割を果たしたいと
建設した茶室です。
数寄屋造りの、わびさびを感じさせられるところでした。


管理人さんが案内してくださいました。
中と外のお掃除に3時間かかるそうです。
確かに、ここまできれいさを保つには大変な努力だと思います。


廊下に畳が敷いてある!
タタミ廊下というものだそうです。
そこに入る少し前に、立礼室がありました。
正座ができない人も、茶道を愉しめるように
平成2年に作られたのだそうですよ。




三帖台目席に向かう途中には、水琴窟もしつらえてありました。
雨の予報なので補聴器持参しなかったのが残念、
【今日はよく響いて聞こえますよ】と言われていました。

【掃除を怠ると、音がきれいに聞こえないんです。
 石のところは特にきれいに掃除します】とおっしゃっていました。




にじり口から見える風景。
ほんとに異空間です。

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