福生の福庵
ベーコンを手に入れたドイツ風の建物から
いきなり純和風の建物に、入りました。
福生市が、“美”の形成に大きな役割を果たしたいと
建設した茶室です。
数寄屋造りの、わびさびを感じさせられるところでした。
管理人さんが案内してくださいました。
中と外のお掃除に3時間かかるそうです。
確かに、ここまできれいさを保つには大変な努力だと思います。
廊下に畳が敷いてある!
タタミ廊下というものだそうです。
そこに入る少し前に、立礼室がありました。
正座ができない人も、茶道を愉しめるように
平成2年に作られたのだそうですよ。
三帖台目席に向かう途中には、水琴窟もしつらえてありました。
雨の予報なので補聴器持参しなかったのが残念、
【今日はよく響いて聞こえますよ】と言われていました。
【掃除を怠ると、音がきれいに聞こえないんです。
石のところは特にきれいに掃除します】とおっしゃっていました。
にじり口から見える風景。
ほんとに異空間です。
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