漆塗りの欄間
立川の古民家は、部屋かずが6こ。
むつまがた(六間型)という分類です。
ダイドコロから、座敷に上がらせていただきましたが
すごい高い床面です。
これは、床下に何か貯蔵しているからなのでしょうか?
通気を良くするためのものなのでしょうか?
南側の隣の間には、神棚があって仏壇と飾り棚が並んでいました。(ナカノマ)
その奥は(トバノオク)。
北側にあるオクとの境には、漆塗りの菱格子の欄間がしつらえてありました。
ふすまの向こうの奥の間は
畳のヘリも銀糸を使って豪華で
床の間、違い棚、付け書院形式の書院があり
位の高い人をもてなすお部屋だったようです。
付け書院は、明かりをとった出窓形式の飾り。
ちょうど、座机の高さということは
ここで書類を読んだりもしたものなのでしょうか?
古民家園に使われている材木などの材料は
とても優れたもので
だからこそ、建てられて150年たっても、びくりともしないものなのですね。
こちらは3階建てとなっていて、
最上階では養蚕を行っていました。
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