恋する人のいた窪地

たまのり

2010年09月11日 13:48

姿見の池から北の方向にあるき
酒屋さんを見つけ、お邪魔しました。





応対してくださった方のお父さんが
お酒が好きでご自分で探し歩いて
気にいったのを売るだけではなく
こんなこともしているんだそうです。




”一葉松”の芋焼酎は、無農薬の芋を農家と契約して作ってもらい
それを使って宮崎でお酒にしてもらっています。
”恋ヶ窪”のほうはあきたこまちを100%使い、これまた特殊な製法で作っているんだそうです。
日本酒は、平行複発酵なので糖化と発酵が同時進行します。
アルコール度を下げるのに調整するのですが
それを何とかという方法でするので(これじゃ情報にならないわー)
15%~15.9%という表示になるんだそうです。


主人に言わずに野菜室に入れていたんですが見つけて
ホクホク顔で飲んでいました。
かなりおいしいお酒だそうです→恋ヶ窪

恋ヶ窪のいわれは3つあって
1、国府に近い窪地
2、鯉のいた池
3、アイヌ語の【窪(カイ)】ヶ窪

宮寺酒店の隣には、大きな木の植わった東福寺。



そこの階段を上る手前に
一葉松(ヒトハノマツ)がありました。



姿見の池に身を投げたあさづま大夫を哀れんで植えられた松で
恋する人を追って西に西に枝を伸ばしていったんだそうです。


30年ほど前に老朽化して枯れたのですが
今は植えついだ松で保存されています。

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