50歳から作陶

たまのり

2010年08月25日 06:27





今回のお出かけの目的の一つ、、、はけの森美術館に行きました。
平成元年に中村研一記念美術館としてオープンし
いったん閉鎖しましたが
平成18年に、小金井市立として再オープンしています。

明治生まれで、
初めは親に反対されて画家の道を歩むことができなかったそうです。
親が認めて、東京芸術大学に進学し
フランス留学後は、日本の美術界にとって
なくてならない方になりました。






1階には、人物画や裸婦が展示されています。
強い輪郭線が印象的でした。
大きな戦争を4つも経験されたのに
油彩に使う色は、明るい色ばっかりで
心の中に花を咲かせている方だったのでしょう。




2階は、陶芸作品がケースに入って陳列されていました。
何と50歳過ぎてから作陶。
ずっしりとしたお茶道具、お皿がこれまたユニークなものでした。
自画像付きの出雲焼きは1954年作なんだそうです。

水彩や大きな自画像も心に残ります。

旧中村研一邸は、喫茶室として開放されています。

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