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Posted by たまりば運営事務局 at

2018年04月13日

笹屋伊織のどら焼きが!

「こちらどうぞ」と店長さんが出してくださった試食用お菓子。

なんだろう?笹屋伊織のショウケースの中では見たことのないものです。3センチぐらいの厚さで、ぐるぐるバウムクーヘンのように巻いている、、、あれっ、もしかして!






新宿タカシマヤのバイヤー畑主税さんが書かれた本にも、京都新聞出版から出ている「菓子ひなみ」にも、他の和菓子の本には必ず出ている”笹屋伊織のどら焼”(税込み1512円)

チャンスがなく、ずっと買えずにいました。

笹屋伊織は、京都東寺の御用達。5代目の当主が、お坊さんの副食にもなるお菓子を作ってほしいと請われて、お寺にある古いどらを使って、焼いたものですって。

棒状になったどら焼は、秘伝の皮が一度食べたら忘れられない食感です。



薄皮の中に、棒のように形作ったこしあんの芯を入れて、くるくる巻きます。薄皮が少し塩加減がきいているので、噛んだ時こしあんの甘さと混じって「しょっぱ甘い」の世界が繰り広げられます。

「本物の竹の皮を使っているから、香りもいいと思いますが」と店長さん。ほんと!

東寺は弘法大師を祀るお寺なので、月命日の21日に限って、販売。もう130年も前のことです。

そうか、それで毎月20・21・22日限定販売の「どら焼」が、続いているんですね。

なお、どの本にも、竹の皮ごと切り分けているものが写っていますが、皮をむいて、包丁で切った方が簡単ですよと、店長さんのアドバイスがありました。






笹屋伊織 府中伊勢丹店
府中市宮町1-41-2 伊勢丹府中店B1F
042-361-3302
10:00~19:00
休みは伊勢丹に準じる
  

  • Posted by たまのり at 15:20Comments(0)今日のおやつ